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歯周病治療に関する院内研修を開催しました

こんにちは!いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
11月19日に開催された院内研修についてご報告いたします。
ミントセミナー主宰の長谷ますみ先生をお招きして、4月、9月に続く本年3回目の院内研修を行いました。

研修のテーマと目的
今回の研修は、歯周病治療における基本的な技術を向上させることを目的にしており、特に以下の2つの重要なポイントに焦点を当てました:

痛みを与えないグレーシーキュレットの使い方(基礎)
歯肉を傷めないキュレットワーク:ユニバーサルキュレットの使い方(基礎)
これらの技術は、患者様にとって快適で安全な治療を提供するためには欠かせないものです。今回は、その具体的な内容と、研修で学んだポイントをご紹介します。

1. 痛みを与えないグレーシーキュレットの使い方(基礎)
まず、グレーシーキュレットの使い方に関する基礎的な技術からスタートしました。グレーシーキュレットは、歯周ポケット内の歯垢や歯石を効率よく除去するための器具ですが、適切に使用しないと、患者様に痛みを与えてしまうことがあります。

研修では、以下の点に重点を置いて学びました:

適切な角度と力の使い方
グレーシーキュレットを歯面に対してどの角度で当てるべきか、そして力をどれくらい入れるべきかを実践的に学びました。過剰な力がかかると痛みの原因となるため、細心の注意が必要です。

患者様の反応に注意を払う
治療中は常に患者様の反応を見ながら、痛みや不快感を最小限に抑えるように心掛けることが大切です。

 

2. 歯肉を傷めないキュレットワーク:ユニバーサルキュレットの使い方(基礎)
次に、ユニバーサルキュレットを使用して、歯肉を傷めない方法を学びました。ユニバーサルキュレットは、グレーシーキュレットと比べて多目的に使用できる器具ですが、その特性を理解し、正しく使わなければ歯肉に負担がかかることがあります。

研修で学んだ内容は以下の通りです:

歯肉への圧力を最小限に抑えるテクニック
ユニバーサルキュレットを歯面に当てる際、歯肉に圧力がかからないように工夫することが重要です。特に、歯肉と歯面の境目に注意を払い、キュレットが歯肉を傷つけないように優しく動かすことが求められます。

歯周ポケットの奥深くまでしっかり届かせる方法
歯周ポケットの深部までしっかりアクセスするためには、キュレットを適切に傾け、歯肉に過剰な刺激を与えずに清掃できる方法を身につけました。

反復練習による手技の精度向上
ユニバーサルキュレットを使う際は、手技の精度を高めるために、反復練習が必要です。研修では、模擬モデルを使用して、繰り返し練習を行い、手のひらと指先の使い方を体に覚え込ませることを意識しました。

今回の院内研修を通じて、スタッフ全員が歯周病治療における基本的なスキルを再確認し、実践的な技術を磨くことができました。特に、患者様の快適さを最優先にした治療方法を学び、今後の診療に活かせる貴重な時間となりました。

長谷先生、素晴らしい研修を提供していただき、ありがとうございました。これからも、患者様により良い治療を提供するために、日々の学びを活かしていきたいと思います。

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