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日本臨床歯周病学会 第43回年次大会(広島)に参加しました!

先日、院長と歯科衛生士5名で、広島で開催された「日本臨床歯周病学会 第43回年次大会」に参加してきました!最新の歯周病治療について学びを深めるため、充実した2日間を過ごしましたので、その様子をご紹介します。

今回の年次大会では、歯周病治療における歯科衛生士の役割の重要性が改めて強調されており、当院の歯科衛生士たちも熱心に聴講していました。特に印象的だった講演内容をいくつかご紹介します。

 

歯周病の「基本治療」の重要性について

 

歯周病治療は、ヨーロッパ歯周病連盟(EFP)が発表したガイドラインに基づいて、いくつかのステップに分かれています。その中でも、特に重要視されているのが「ステップ1」と「ステップ2」という初期の治療です。

  • ステップ1: 歯ぐきの上にある細菌の塊(バイオフィルム)を取り除き、生活習慣の改善によって歯周病のリスクを減らすことを目指します。
  • ステップ2: 歯ぐきの奥深くに潜むバイオフィルムや歯石を専門的な器具で除去する治療です。

これらの初期治療は、主に歯科衛生士が中心となって行います。講演では、このステップ1とステップ2が、歯周病治療を成功させるための「鍵」であることが強調されていました。当院でも、患者様一人ひとりに合わせた丁寧な歯周基本治療を心がけています。

 

患者さんとの「対話」で、より良い歯周治療を

 

歯周病の治療では、患者さんご自身の「治したい」「良い状態を保ちたい」という気持ちが非常に大切です。講演では、歯科衛生士が患者さんの思いや生活背景に寄り添い、効果的なコミュニケーションを取ることの重要性について学びました。

単に症状を診るだけでなく、患者さんの抱える本当の気持ちや、なぜ今の口腔内の状態になったのかを深く理解することで、患者さんの治療への意欲を高め、治療効果を長く維持することにつながります。当院の歯科衛生士も、日頃から患者様との信頼関係を大切にし、丁寧なカウンセリングを実践しています。

 

喫煙とお口の健康について

 

タバコがお口の健康に与える悪影響についても詳しく解説されました。喫煙は歯ぐきの血流を悪くし、歯周病を進行させやすくします。また、一見すると歯ぐきの炎症が分かりにくくなるなど、治療を難しくする要因にもなります。

近年では、紙巻きタバコだけでなく、加熱式タバコや電子タバコも普及しており、これらが口腔内に与える影響についても注意が必要です。歯科医院として、患者様の健康を守るために、禁煙に関するサポートも積極的に行っていくことの重要性を再認識しました。

 

歯科用顕微鏡が拓く、精密な歯周治療

 

歯ぐきの奥深くにある歯石などを除去する際、肉眼では見えにくい部分を「歯科用顕微鏡」を使って確認することで、より精密な治療が可能になるという講演もありました。顕微鏡を使うことで、歯や歯ぐきに与える負担を最小限に抑えながら、より確実に悪い部分を取り除くことができるようになります。

当院でも、最新の知識と技術を取り入れ、患者様に最善の治療を提供できるよう日々研鑽を積んでいます。

 

チームで支える歯周病治療

 

歯周病は、生活習慣や全身の健康状態とも深く関わる病気です。そのため、歯科医師と歯科衛生士が密に連携し、医院全体で患者さんをサポートする「チーム医療」が非常に重要であると学びました。患者さんの口腔内の変化だけでなく、全身の状態や生活背景にも目を向け、小さな変化に気づくことで、より質の高い治療とメインテナンスを提供できます。

今回の学会参加を通じて、歯周病治療の最新情報や、患者様へのより良いアプローチ方法について深く学ぶことができました。当院では、この学びを日々の診療に活かし、これからも皆様のお口の健康をサポートできるよう、スタッフ一同努めてまいります。

お口のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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