予防歯科臨床セミナー(第2期 2日目)
12月7日は岡山県オリーブファミリーデンタルクリニックの藤原和栄先生をお招きして、予防歯科臨床セミナー(第2期 2日目)を開催しました。
今回は前回の教えていただいた、エッシェンシャルクリーニング法という歯ブラシ法の復習、また歯周病の進行度を判断するための検査である歯周ポケット測定法や、歯をツルツルにするための機械的歯面清掃(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング:PMTC)をご指導いただきました。
歯周ポケット測定や機械的歯面清掃(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング:PMTC)は一般的に行われている検査や手技ですが、正確かつ迅速に行うためにはしっかりした知識やスキルが必要であることをスタッフ全員で再確認することができました。
例えば歯茎からの出血といっても、歯周ポケット測定後すぐに出てくる出血と、しばらく経ってから出てくる出血では炎症を起こしている部位が異なるため、私たちが行うプロフェッショナルケアの方法も変更していきます。歯肉の状態を瞬時に診断し、適切なプロフェッショナルケアをおこなえるよう日々トレーニングしています。
全員でエッシェンシャルクリーニング法の復習です。みんなに見られてちょっと緊張です。
藤原先生に前回と比べてとても上手になっているとお褒めめの言葉をいただきました。
磨く時の姿勢や腕の角度も重要であることを教えていただきました。
歯磨きひとつとっても、奥が深いです!
歯周ポケット測定の相互実習です。
これも姿勢や、歯周ポケットを測定する時に用いるポケット探針(プローブ)のあて方や持ち方の基本を教わりました。
自分では気がつかないうちに、我流になったり癖がついたりすることがあります。
何事も基本は大事です。
正しい基礎を習得することは自分たちのためになり、そのことが患者さんの健康につながります。
相互実習で、患者さん体験をできたことも勉強になりました。
マンツーマンでの指導もしていただきました。
新しい気づきもあって、とても充実していました。
実習の後には、歯科衛生士や受付としてどのように仕事に向き合っていくことが大切であるかを話していただきました。
入職して日が浅いスタッフを皆んなで育てて行くことの重要性を教えていただきました。
最後に全員が次回までの目標を発表して、各々取り組むこととなりました。
次回は来年1月開催予定です。